上岡弘和写真展「橋の美〈モダニズム時代〉 -時代の寵児、増田淳がのこしたもの-」開催のご案内

会期:2025年10月1日(水)~10月13日(月・祝) ※火曜日休館
時間:11:00~19:00
会場:ケンコー・トキナー ギャラリー
(東京都中野区中野5-68-10 KT中野ビル2F)入場無料
ギャラリートーク:
10月4日(土)・10日(金)・13日(月・祝)各日14時~(約40分)

本展は、大正から昭和初期にかけて活躍した土木技術者・増田淳の手がけた橋梁に焦点を当て、その「美」に迫る写真作品を通じて、近代日本の土木デザインの魅力をお伝えするものです。
増田は、明治40年(1907年)東京帝国大学土木工学科を卒業後、アメリカで14年間にわたり最新の橋梁技術を学び、帰国後は全国に数多くの橋を架けました。それらの橋は、構造形式の多様性や規模の大きさはもとより、デザイン性・機能美においても優れており、現在に至るまで市民に愛され、まちの象徴として存在し続けています。
しかし近年、交通事情の変化や災害対策の必要性により、多くの橋が新しいものへと置き換えられ、また置き換えの計画が進行中です。そんな今だからこそ、時を超えて残された「橋の美」に目を向け、その価値を再認識する機会になればと願っております。
ご興味がありましたら是非お立ち寄りいただき、モダニズム時代が生んだ土木美の世界を、ご堪能ください。
上岡 弘和
参考URL<ケンコー・トキナー ギャラリー>
https://www.kenko-tokina.co.jp/gallery/
(posted on 2025/8/11)