日本建築写真家協会

Japan Architectural Photographers Society

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SDレビュー2018 【第37回建築・環境・インテリアのドローイングと模型の入選展】

9月13日(木)~23日(日)まで代官山ヒルサイドテラスF棟ヒルサイドフォーラムにてSDレビュー2018入選作の展覧会が開催されています。
今年も当協会が入選作の竣工写真撮影協力をいたします。

SDレビューは1982年の初回から現在まで、当協会の堀内広治副会長が展示作品撮影を担当しています。今回も当協会広報が展覧会場設営時に現場訪問いたしました。
堀内副会長と多摩美術大学環境デザイン学科の学生たちとの展示作品撮影現場に立ち会うと同時に、SDレビュー事務局の相川幸二さんにお話を伺ってきました。

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写真2
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インタビュー:

Q:1982年より毎年開催されているSDレビューですが、今までに著名な建築家の方も入選されていると思います。どんな方がいらっしゃいますか?

A:今回で37回目になりますが、初期の頃には高松伸さんが連続3回入選とか、伊藤哲夫さん、東孝光さん、安藤忠雄さん、坂茂さん、長島孝一さん、小宮山昭さん、鈴木了二さん、新居千秋さん、山本理顕さん、元倉眞琴さんたちも複数回入選された。今では皆さん重鎮です(故人の方もいます)が、35年ほど前ですから皆さん中堅と言われる世代でした。

Q:現在までの入選作で印象に残っている作品はありますか?

A:初期に入選された小宮山昭さん、鈴木了二さんの作品はプレゼンテーションが上手で模型などはアートと呼んでもよかった。多くの費用をかけなくても綺麗にまとめられていました。安藤忠雄さんの六甲の集合住宅、高松伸さんの修学院の家Ⅱなどは実際に竣工したのを見てやはり素晴らしい作品だと思いました。

Q:第一回から現在に至るまで応募作品の傾向に変化はありますか?

A:初期の頃はプレゼンテーションを見ると設計者がある程度予測できました。コンパクトでわかり易い。しかし数年後には建築家もユニット化してきて作家性が薄らいだように思えました。そして作品自体も、建築単体の勝負から次第にプログラム化、コンセプトメーキング、共同設計など個人としての建築家の姿が薄らいできたように思えます。プレゼンテーションも細かく複雑化しているようです。

Q:皆さんの模型を展示される際に大切にされている点などはございますか?

A:展示構成は昨年までは元倉眞琴さんが、今年からは元倉さんの弟子にあたるプラネットワークス(杉千春+高橋真奈美)さんにお願いしています。展示方法は基本的には入選者の希望に沿っています。ただし、落下や転倒などの危険が無いよう注意しています。規定よりも重いもの、大きいものは入選者に再考をお願いしています。

Q:堀内副会長が初回から現在まで作品撮影をされていますが、堀内副会長の撮影される写真や取り組みについて何か注文はありますか?

A:初期はコンパクトな展示物が多かったので、照明や模型のバックの色を変えるなどそれぞれの作品に対応し工夫を凝らして撮影されていました。2000年以降はだんだんと模型は大きく複数になったりドローイングも細かく複数枚あったりで、展示方法・場所が限られる要素が多くなってしまい工夫の余地が少なくなってしまった。加えて、出展者からの希望ショットも考慮されていて、以前より苦労が多いのではと感じます。

Q:当協会会員が作品竣工時の撮影協力をいたしますが、撮影者に期待する点などはありますでしょうか?

A:設計者との対話の中で、意図する部分を汲み取りながらの表現を期待しています。
同時に、写真家ならではの着眼点で設計者の気づかなかった新たな空間やグラフィカルな構図を切り取るような提案もしてもらいたいと思います。

SDレビュー2018入選展

[東京展]
会期:2018年9月13日(木)~9月23日(日)
会場:代官山ヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム

[京都展]
会期:2018年10月1日(月)~10月27日(土)
会場:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館

主催
鹿島出版会

京都展共催
京都工芸繊維大学

後援
朝倉不動産

協賛
鹿島

竣工写真撮影協力
日本建築写真家協会

http://www.kajima-publishing.co.jp/sd-review/

(posted on 2018/9/20)

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