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 京都では今宮神社であぶり餅を食していたら、お宮参りをしていたので日本の伝統行事が頭に浮かび建物を入れつつタイミングを見てシャッターを切り、たまたま通ったお寺で僧侶が歩いていたところに出会い歩きながら撮影しました。

大型カメラからデジタルカメラになって手持ちで撮影する事が出来るようになったのは嬉しい事です。

 日本の建築・風土・環境」の撮影するにあたり10年前くらいから撮影をしていた富山県の五箇山、奥飛騨、京都、そして震災前に撮影した福島県相馬市、故郷の群馬県館林市あたりにしぼってみました。

 飛騨高山の作品は第9回協会写真展に出してしまったので候補からはずし、まず群馬県館林に行って「鯉のぼり」を撮影、でも建築物が入っていない。
建築物が入っていることが条件でしたので候補から外しました。

多田英毅

(Copyright 多田英毅)

冬は雪深く暖簾と和傘の写真は2月に撮影して第4回協会写真展に出展した写真です。

 この日は富山の氷見に泊まる予定でしたので長ョ門に挨拶がてら顔を出したら、とても歓迎していただいてお茶とスイカをご馳走になりおばあちゃんとこきりこ節をやったり宿の子供たちと遊んだりした話で盛り上がりました。

写真集掲載写真

 五箇山は春夏秋冬10年以上前から訪れている長ョ門という宿に泊まっています。

今回は飛騨高山からくねくね道をひた走り白川郷を横目に見て夕方までに着こうと五箇山に向かいました。ついた途端に屋根の葺き替え作業中に出会えて夢中でシャッターを切りました。何度も訪れていますが吹き替えに出会えたのは初めてです。

 次に震災前に撮影した福島県相馬市の今野源八郎邸。

この建物はアメリカのペンシルベニア州に移築されるという事で撮影に行ったのですが移築前でかなり色々な物が散在していたので写真としてはあまり芳しくない。
でも建物を管理しているという地元の老夫婦に出会い色々な話を聞かせて頂きました。

一期一会