HOME

MENU

BACK

NEXT

 私の場合、撮ってくる写真が売れる事もないのに、行く価値があるのか?とも思いますが、仕事を兼ねない旅行にする事によって、よけいに価値のある時間を過ごしてこられる様にも思います。
又、不思議な事に、少ない時間とカット数ですが、なかなか良い写真が撮れる様に思います。

人に見せようと思うよりも、帰ってから自分で楽しもうと思っているせいかもしれません。

憧れのハワイ

 ダウンタウンの一角に、ワイキキビーチよりもさらに古いビルが建ち並び、その何棟かは歴史的建造物として、保存されている様です。

このあたりから、官庁街を抜け、イオラニ宮殿までを散歩して、アメリカの謀略により滅亡を遂げたハワイ国と、さらに日本との関係や、東郷元帥が、ハワイに寄港した当時のことに思いを寄せると、風景がより興味深く見えてきます。イオラニ宮殿も含め、ハワイには、復元された古い建物がいくつか有る様です。モアナサーフライダーも、その一つです。

ワイキキビーチのカラカウア通り沿いのホテル群は、建て替えが難しいのだと思いますが、35年前の風景と殆ど変わりません。みやげ物を売る店の風景など、ビックリするほど何も変わりませんが、この10年ぐらいの変化として、食事が安く、おいしくなった様に思います。

私のハワイへの渡航は、35年前の新婚旅行と、年に1度の家族旅行と、子供が独立した後の夫婦での旅行で、12回程度になります。

ハワイフリークでもありませんし、積極的に動き回るわけでもなく、滞在はワイキキビーチだけで、アラモアナSCに買い物に出かけるぐらいです。何が良いのかといわれても、うまく表現できませんが、あの暑くてもさわやかで、日陰に入ると涼しく感じる独特の気候と、何年経っても変化の少ない風景にあるのかも知れません。

 ホテルは、ビーチ沿いに取る様にしています。ベランダに出て、海を眺める時間は、何物にも替え難く、贅沢な時間であると思われるからです。時間を追って変化する海の様子は、飽きることが有りません。今回、モアナサーフライダーに宿泊し、椰子の木越しの海の風景を存分に楽しみました。

車田 保

( Copyright 車田 保 )

 景気が悪くて、費用の捻出は、結構な努力がいりますが、又1年、何もしないハワイのために努力する事が楽しみになります。それでも、行けない年は、次の1年の内には行こうと励みにします。いつまでも「憧れのハワイ」です
 今回も1週間の滞在で、レンタカーでオアフ島を半周しただけで、何もしてきませんでしたが、ミニバンの屋台で海老を食べて来ました。美味しいと評判の店で、同じ場所で他に3台の屋台が出ているのですが、殆どお客がいないのに対し、ここだけ行列が出来ていました。

ランチプレートを売っているお店は結構多く、ダウンタウンのビルの中にもフードコートの様に食事の出来るスペースがあり、昼時には、ビジネスマンが昼食をとる風景を見ることができます。