日本建築写真家協会について
日本建築写真家協会は建築写真を職業とする写真家の職能と地位の確立、建築写真による創作活動の奨励、著作権の啓蒙活動、建築写真を通して建築文化の継承と発展に寄与することを目的とした写真家集団です。
成り立ちは、1979年、文化功労者・元日本写真家協会会長の渡辺義雄氏を中心とした建築写真家たちが組織としてのまとまりの必要性を感じて「建築写真家集団」を発足させた事に始まります。その後、徐々に会員数が増し、地域的にも東北から九州まで広がった集団は、2001年に組織を新たに「日本建築写真家協会 – (JAPS)」を設立しました。
事業としては1993年に第一回写真展「光と空間・建築の美」を東京、名古屋、大阪、福岡の富士フォトサロンで開催。2022年現在までに14回開催されました。
2007年5月には協会創立5周年記念事業として東京品川キヤノンギャラリーSで「銀座ジャック」写真展を開催しました。全国の会員が一同に銀座へ集結し、銀座通りを1丁目から8丁目までを撮影。60mのパノラマ写真として展示した「銀座ジャック」写真展は、建築業界だけではなく一般の人々にまで反響を呼びました。
更に2021年には協会創立20周年を記念してキヤノン銀座ギャラリーにて「銀座ジャック再び!写真で銀ブラ」を開催。現在の銀座の街並みをパノラマ写真として撮影し、前回撮影した街並みとの対比を楽しむ事が出来ました。
また、その間にも2012年に協会創立10周年写真集「日本 風土と建築」を出版。2016年には「大阪写新世界」を出版。2019年には写真展に先行して「銀座ジャック再び!写真で銀ブラ」を出版しました。
日本建築写真家協会は、建築写真家同士の切磋琢磨の場であり、情報交換の場であります。入会希望者は入会規約を御覧の上メールにてお問合せ下さい。