日本建築写真家協会

Japan Architectural Photographers Society

つぶや記

1995年、第二世代のPowerMacintoshシリーズが発売された。早速、秋葉原の石丸電気で7500を購入。速攻Photoshop 3.0をインストールし、4×5ポジをスキャンして画像修正を始めてみた。しかし動作が遅くて作業がはかどらない。1997年、PowerMacintosh G3が登場し直ぐに乗り換える。このあたりからPhotoshopがサクサク動くようになり出した。あの頃はMacを使っている自分が最先端のフォトグラファーみたいに思えた。

しかし、当時、世の中はMacよりもマイクロソフトだった。秋葉原はいち早くWindows95を購入したい人達で入り乱れ、大変なお祭り騒ぎだった。新しい物好きの事務所の先輩は、パソコンなど持っていないくせして秋葉原の家電量販店に徹夜で並び、発売されたばかりのWindows95のパッケージを大切そうに抱えて戻ってきた。そして、コレどうやって使うんだろう?とボヤいていた。

写真業界がデジタルに少しずつ移行するのを肌で感じていた。2022年現在、あれから27年の月日が流れたけれど、写真は銀塩からデジタルに代わっただけで、撮影手法は全く変わっていない。

GlassEye Inc.

近年、博物館での仏像展示時のライティングが素晴らしい。様々な手法を凝らし個々の仏像の見せ場を心得た展示手法に感心する。

デジタル世代の建築写真を見ていると善悪は問わないが光の扱いがどうなのかと問いたくなる。辛辣に言えば分っていない。食わず嫌いなのか?食べ方が分らないのか?どちらにしても一度でいいから食してみて吟味するのも良いのかもしれない。

その意味で個々の仏像の個性を引き出すライティングは良い食材、教材になるだろう。

こう爺

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