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日本建築写真家協会

Japan Architectural Photographers Society

コラム

Column

滋賀の建築⑲「今津ヴォーリズ資料館」高島市今津町今津175番地

今津ヴォーリズ資料館は1923年に百三十三銀行今津支店としてウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計で建てられた。1933年に八幡銀行との合併により滋賀銀行今津支店に名称変更。銀行が移転した後、1979年には今津町立図書館として改装され使用された。2003年には建設当初の姿に忠実に復元され、国の登録有形文化財に指定された。現在は主に資料館とカフェとして使用されている。


鉄筋コンクリート造併用の煉瓦造2階建ての堂々とした佇まい。


玄関を入って右手が資料室になっている。


天井が高く窓からの外光が多く入る気持ちの良い空間。


館内のカフェは人々が言葉を交わす場となるようコトノハカフェと名付けられた。

今津ヴォーリズ資料館はヴォーリズ建築の紹介と学習の場だけでなく地域の方々の交流の場としても機能している。またこの資料館がある通り沿いはヴォーリズ建築の今津教会や旧今津郵便局も立ち並ぶことからヴォーリズ通りと呼ばれている。

(posted on 2024/5/10)

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