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日本建築写真家協会

Japan Architectural Photographers Society

コラム

Column

町並み探訪vol.48 (岐阜県恵那市・その3)

前回に続いて恵那市飯地町、今回は「五毛座」(ごもうざ)です。

昭和26年(1951)、木造2階一部地下1階、瓦葺にて建設されました。
岐阜県東濃地域は江戸時代から地歌舞伎が盛んで、この地域も同様に行われていました。
当初は公民館として建設されたこともあり、集会施設機能も併せ持ち、地歌舞伎公演以外に、2階の和室は地元住民の結婚式や集会場として利用されました。その後、地区内に新たな公民館が建設されたため、改修を受けたうえで、現在も地歌舞伎小屋として親しまれています。

平成22年(2010)国の登録有形文化財に登録されました。

出典:恵那市
協力:恵那市飯地町自治連合会


「南面」正面は道路に面しており、板張りとなっています

「花道下」楽屋から地下通路を通り、花道へ移動出来ます

「楽屋」舞台下にあり、地歌舞伎役者たちはここで出演の準備をします

「2階和室」3室続いており、地元の集会場として機能しています

「小屋部分」下手側・上手側ともに花道があり、客席の桟敷席なども設けられています

(posted on 2023/4/2)

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