町並み探訪vol.47 (岐阜県恵那市・その2)
今回も恵那市、前回の坂折棚田のある恵那市中野方町から少し西の飯地町へと移動します。
この辺りは、標高600メートルの高原にあります。近年では、「天空のフルサト」として、自然体験や移住が盛んになっています。
恵那市飯地町にある、「飯地町ふるさと民俗資料館」は、昭和29年(1954)に木造2階建、瓦葺により建設されました。
主要な柱には地元産の東濃桧を使用、正面外壁や玄関ポーチの床面等に多治見市笠原町産のモザイクタイルが丁寧に貼られ、異彩を放っています。
この建物は、恵那郡飯地村役場として計画されたのですが、恵那市への合併が決まったため、完成後に役場として機能する事はありませんでした。
平成20年(2008)国の登録有形文化財に登録、平成27年(2015)恵那市景観重要建造物に指定されました。
平成21年(2009)3月からは、まちづくりの一環として、民俗資料を収集し、現在の施設として機能しています。
出典:恵那市飯地町
協力:恵那市飯地町自治連合会
「木曽川に架かる橋」写真は笠置ダムのダム湖、ここから山中へ急勾配で登っていきます
「正面から」
「昔の当地の部屋を再現」
「戦時中の資料等を展示」
「土雛」この辺りでは昔から行商があり、自宅で飾る習慣が有りました
(posted on 2023/3/2)