MENU

日本建築写真家協会

Japan Architectural Photographers Society

コラム

Column

滋賀の建築⑥「宇曽川渓谷」愛荘町松尾寺

琵琶湖は多くの河川から水が流れ込む。滋賀県東部を流れる宇曽川は湖東平野を西進して琵琶湖に注ぐ。上流には宇曽川ダムが設けられ周辺は湖東県立自然公園に指定されている。

宇曽川ダム天端よりダム湖を望む。右側に取水塔が見える。宇曽川ダムは宇曽川沿いの洪水被害の軽減、かんがい用水の補給、河川維持用水の確保を目的に作られた。1980年に完成。堤高56m。

宇曽川ダム天端より湖東平野を望む。真下には公園がある。ダムの型式としてはロックフィルで岩石や土砂を積み上げて建設された。

ダムの上流にある親水護岸。流れが穏やかで水遊びが楽しめる。

親水護岸下流の沢。

親水護岸付近にある山比古湧水。2008年に平成の名水百選に認定。地元の方に大切にされ隠れた名所となっている。

水遊びやウォーキングのスポットとして人々に親しまれている宇曽川渓谷の豊かな環境や水資源は自然との共生を考えて作られたロックフィル型式の宇曽川ダムなどによって成立している。

(posted on 2022/12/12)

戻る

PageTop