滋賀の建築⑤「びわ湖大津プリンスホテル」大津市におの浜4-7-7
1989年、大津プリンスホテルが琵琶湖の南端に位置するにおの浜に建てられた。設計は丹下健三。県庁所在地に存在するシティホテルとしての機能と湖畔に佇むリゾートホテルとしての機能を併せ持つように作られた。2016年にびわ湖大津プリンスホテルに名称変更された。
地上37階、地下2階、塔屋1。高さ136.67mは今でも滋賀で唯一の超高層ホテルであり、一番高いビルとなっている。
敷地面積が広く緑に囲まれている
エントランス側から。ガラスの壁面には青空や雲、景色が映り込む。
半円形になっていて円弧部分(右側)が琵琶湖を向いている。客室は全室レイクビューとなっている。
湖岸のなぎさ公園から。見る角度によって幅が広く見えたり、細く高く見えたり建物の印象が変わる。
草津の矢橋帰帆島から見る大津の夜景。
びわこ大津プリンスホテルは30年以上前に建てられたホテルであるが古さは感じられず、シンプルな佇まいで大津の風景と調和している。今もなお琵琶湖沿岸のランドマークとなっている。
(posted on 2022/11/11)