日本建築写真家協会

Japan Architectural Photographers Society

コラム
column

町並み探訪vol.33 (岐阜県可児郡御嵩町・その3)

 今回は御嵩宿を訪れます。御嵩町その1でも御嵩宿内の「商家竹屋」を訪れましたが、今回はそこから少しだけ西、願興寺(がんこうじ)に参ります。
ここ「大寺山 願興寺」は、1200年以上前、最澄により開創された天台宗の寺院で、可児大寺 や 蟹薬師 として地元の人々に親しまれてきました。
本堂は、天仁元年(1108)、元亀3年(1572)の2回焼失しており、都度再興されました。
現在の本堂は、天正9年(1582)に再建されたものとされ、岐阜県内でも大規模木造建築の寺院として歴史的に希少との事から、昭和61年(1986)国の重要文化財に指定されています。

 この本堂は、平成29年度から令和8年度の10か年計画で解体修理工事中です。
現状、本堂の解体が全て完了した状態となっていて、先日は発掘調査の現地説明会が開催されました。(現在は立入禁止区域となっています)
また、寺の保存活動や活性化のため、願興寺境内にて地元有志が定期的にイベントを開催しています。


「山門」この奥の本堂は現在大屋根に覆われていて、見ることは出来ません


「鐘楼門」昭和52年(1977)岐阜県の重要文化財に指定されています


「解体修理現場」中央の覆いは、解体修理対象外です(現地説明会での撮影)


「街中の大イチョウ」口伝によると、現在の本堂と同じ位の樹齢と言われているそう

出典:御嵩町ホームページ
協力:大寺山 願興寺(写真掲載について了承を得ています)
※本堂解体修理工事の為、本堂は立入禁止ですが、境内の一部への立入・参拝は可能です

(posted on 2022/1/2)

林政司

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