町並み探訪vol.27 (岐阜県高山市・その3)
戦国時代に飛騨を平定した金森氏は、高山城の東側の山すそに数々の寺社を移築・建立しました。この付近を巡る道は「東山遊歩道」と言われています。
このうち、大雄寺(だいおうじ)は、もとは吉城郡上広瀬村(現 高山市国府町)にありましたが、1586年金森長近によって現在地に移され、浄土宗の道場となりました。大雄寺山門は、高山地域唯一の二重門で、高山市の文化財に指定されています。鐘堂は飛騨地方最古の鐘楼で、岐阜県の文化財に指定されています。
「大雄寺山門」 1791年の大風で倒壊後、1807年に名工 水間相模の手で再建された
「大雄寺鐘堂」 1689年に建てられた飛騨地方最古の鐘楼
「大雄寺境内」
「市街地を望む」
「江名子川」 東山遊歩道近くを流れる河川
出典:高山市ホームページ、飛騨高山観光公式サイト
(posted on 2021/7/2)