日本建築写真家協会

Japan Architectural Photographers Society

コラム
column

1年の計は元旦? 

年末から年初めの退屈しのぎに過去に訪れた国、都市の整理を始めてみた。

訪れた国の数は81カ国、都市ではパリの108回がダントツの首位で思いがけない結果に我ながら驚いている。高校生の時に行ったアメリカでは1ドルが365円の時代、大学に入り初めて行った欧州では1FFが55円、イタリアでの両替では財布に入りきらないほどのリラ札を受け取り、スペインに行けば1万円で1週間を楽に過ごせた。思い返すだけでワクワク感いっぱいの貧乏旅行だった。

最近では世界経済のグローバル化が一段と進み、両替時のドキドキ感、ワクワク感をあまり感じなくなって久しい。近年で言うとチャウシェスク政権崩壊後のルーマニア、デフレが顕著なウズベキスタンなどで袋詰めの現地紙幣を受け取った記憶がよみがえる。又訪れた国の中には現在入国が困難な国も幾つか有るが、シリアのパルミラ遺跡、イラクのバスラ、イエメンのサヌア等は再訪したい場所でもある。

さて話を戻すがこれだけの回数の国や都市を訪れてはいるが、はたして何が残ったのか自問してみると数冊の著書、二桁には届かない写真展。それには年明け早々から少々へこんでしまった。もっと何かが出来たはずだ。いや今からでも遅くない。1年の計は元旦からだ。早速来月からの海外出張で実践してやろう。

1年の計は元旦? 堀内広治氏「過去のパスポート」

1年の計は元旦? 堀内広治氏「愛用の旅行カバン」

(posted on 2016/1/14)

堀内広治

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