日本建築写真家協会

Japan Architectural Photographers Society

コラム
column

アシスタント時代の思い出

この度新規入会させて頂きました、杉村拓実と申します。
そもそも筆不精ですので、駄文です。宜しくお願いします。

本協会に入会する際にふと自分のアシスタント時代を振り返りました。
自分が写真の業界に入って長らく経ちますが、アシスタント時代は、まだフィルムで撮影することも多く4×5での撮影にとても憧れてました。まさに素人では扱えないカメラという感じで。。
しかし、アシスタントとして年月が経ちカメラマンの業務が多くなっていくと同時に、少しずつフィルムでの写真撮影の仕事は減っていきました。
自分が今勤めている会社で、4×5のフィルムをフォルダに詰めることが出来るのは、とうとう私が最後となってしまいました。

アシスタント時代は、いろいろありました。
アシスタントとして建設中のマンションの足場を(30階位あったでしょうか)、カメラを担いで登ったこともいい思い出です。
屋上は、とても強風で建築資材のコンパネが飛んできて、自分の師匠に直撃するというハプニングもありました。
私をこき使っていた天罰が下ったのでしょう。
幸い大きい怪我は無かったのですが。。。

ブローニーカメラのフィルムバッグを落としてしまい、蓋が開いて撮影カットをオジャンにした事も自慢ではありませんが有ります。

徹夜明けで、部屋の撮影を夜のイメージで撮影するため、長時間露光で撮影していたのですがシャッターを開けている間にその場の全員が寝てしまうという
こともありました。当然露出オーバー。

マンションのモデルルームを撮影する案件で、落ち武者みたいなヘアースタイルのカメラマンさんのアシスタントに就いた時もありました。その方は、ウエストレベルファインダーで洗面台を撮影してました。
パンフレットが仕上がり、成果物としてなんとなく洗面台のページを見ていたら鏡の隅っこでファインダーを覗いてる禿頭がそのまま掲載されているというハプニングもありました。

気づいたらデジタル全盛で、自分が撮影者で4×5のカメラを取り扱ったのは本当に数少なく、4×5のカメラを自在に操りしかもそれを職業にしてるのに憧れて業界に入った自分としては、最初は少々寂しく感じました。

しかし、デジタルカメラは、撮影から現像まで自分の作品を最後まで手をかけれるので、撮影した物にとても愛着が湧くのでこれはこれでいい物だなーとも思ってます。

すでに文章の収集がつかなくなくなりましたので、この辺で失礼します。

(posted on 2021/5/25)

杉村拓実

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