町並み探訪vol.15 (岐阜県瑞浪市・その1)
今回からは、岐阜県瑞浪市を散策する。
岐阜県美濃地方の東部に位置し、多治見・土岐・瑞浪3市で、東濃(とうのう)西部というくくり方をする事があるが、いずれの市も、美濃焼の主産地として有名である。
前回の中央本線 多治見駅から東へ2駅。市の代表駅「瑞浪駅」を降りると、市の中心市街地。駅前には大きな煙突のオブジェが異彩を放つ。
そのまま南へ歩く。中心部を東西に蛇行して流れるのは土岐川。この川も瑞浪→土岐→多治見へと流れその後、庄内川と名前を変えて名古屋へ流れていく。
「瑞浪橋」化石が多く出土する事からか、化石のオブジェが欄干にデザインされている
その後、北へ進路を取り、中央本線を越え、坂を上るとすぐに、大きな杜にたどり着く。
一日市場(ひといちば)館跡といい、土岐一族発祥の地とされる。土岐氏はこの地に本拠として館を構えていたらしい。現在は、八幡神社になっている。
「八幡神社内の銅像」左は土岐光衡、右は土岐源氏の流れをくむ明智光秀
(posted on 2020/7/2)