岡山県 JR西日本 姫新線 岩山駅
古い駅舎の撮影に行くとローカル線での移動が必然となる。
この必然旅を始め九ヶ月程になるが、初心者ながらやっとローカル鉄道での暗黙ともいえるルールをマスター出来たようだ。私はローカルルールと呼んでいるが、このルールをマスターしたことにより一層楽しい鉄道での移動をしている。
詳細は省くが少なくとも一五項目程のマスターが必要となる。
あえて一つだけ言えば当たり前だが、出口からは降車客がいなければ扉すら開かない。それを理解してないとホームに取り残され、入口から下車しようものなら無賃乗車と見なされる可能性もある。
Suicaでスイスイ、Icocaで「何処に行こうか」なんて訳にはいかず、当初西日本で「suica使えますか」なんて聞くと「せめてここではicocaやろ」なんて顔をされた。いやこれは少々盛りすぎた感があるが使えないことには間違いない。
そんな乗車を楽しんだ後、我々には目的の駅で二倍いや数倍も楽しい撮影という至福の時間が待ち受けている。
これは現地で体感し体験に変えてみて初めて味わえての感想だろう。
興味の無い人にはあえて言う気にもならないが、この楽しさを体験もしないで自らが放棄している人たちがいるが信じられない!
「耳が痛いだろ!!」なんて誰かが言った(私の声だったような気がしたが) 戯言がうたた寝中聞こえてきたと思ったら目的の駅への到着アナウンスの聞き違いだったようだ。
さあローカルルールに則(のっと)り運転席横の料金箱に運賃を投入しホームに降り立ったが、又私一人だった。
そんな光景にもすっかり慣れてしまった、秋真っ盛りの姫神線 岩山駅。
(posted on 2024/11/19)