千葉県 小湊鐵道 小湊鐵道線 海士有木駅
海士有木＝あまありき。スラっと読むと地元の人は驚く。
小学生の頃、書店で偶然手にした『ブラックバス釣りの楽しみ方 則弘祐・山田周治 著』の影響で、バス釣りに目覚める。休日になると、早朝から友達のお父さんが運転するシルビアに同乗させて貰い千葉県の湖沼へ。雄蛇ヶ池に始まりブレイク前の亀山湖には足繁く通った。当時はバス釣りもそこまで浸透していなかったせいか「ブラック〝マス〟釣れます！」とボート屋さんの看板に書かれていた事を思い出す。
中学1年生の夏休み、市原市「千葉県こどもの国」に隣接する貯水池へ仲間と自転車で向った。東京から4時間くらいの道のりか。一日中バス釣りをして自転車で帰る気力も無くなり、海士有木駅の駐輪場に自転車を預けて電車で帰宅した。それから中学校を卒業するまでの間、海士有木駅を利用させていただいた。『海士有木＝あまありき』と読める様になったのはそれゆえに。
先日、約40年ぶりに訪れた海士有木駅は屋根をふき替えたくらいで当時と変わらず。駐輪場も公衆便所もあの頃のまま。唯一変わったのは小湊鐡道の車輌だけ。キハ200系のディーゼル車からキハ40系に代わっていた。余談だが近所の『ラーメン王将山倉店』も当時と変わらぬ懐かしい味。竹岡式と呼ばれる旨いラーメンの老舗。
（posted on 2025/2/25）
