新潟県 えちごトキめき鉄道 あいの風とやま鉄道 市振駅
2024年8月2日、私は新潟県最西端に位置する市振駅を訪れました。
車での移動中、夏の晴れた空の下、日本海を眺めながらのドライブは非常に心地よく、
駅に到着するまでの時間があっという間に感じられました。
市振駅の魅力
市振駅は、新潟県糸魚川市の静かな町に佇む、えちごトキめき鉄道とあいの風とやま鉄道の共同使用駅です。
この写真に映る木造の駅舎は、1908年(明治41年)に建てられたもので、歴史と風格を感じさせます。
駅舎の入り口を通ると、目の前には遮るもののない日本海の雄大な風景が広がり、訪れる者に感動を与えます。
駅の歴史と文化遺産
市振駅は1912年(大正元年)10月15日に開業し、長い歴史を持つ駅です。
2015年3月14日、北陸新幹線の延伸に伴い、えちごトキめき鉄道とあいの風とやま鉄道に移管されました。
2023年2月27日には、駅舎とランプ小屋が国の登録有形文化財に指定されました。
この登録は、駅の歴史的価値と美しさを再認識する契機となりました。
訪問の感想
駅舎の中からは、遮断機付きの構内踏切を越えて広がる日本海が見渡せ、非常に美しい風景が広がっていました。
夏の陽射しの下、海面がキラキラと輝き、駅のホームからは絶え間なく波の音が聞こえてきました。
この場所は、松尾芭蕉の『奥の細道』にも登場する歴史的な地であり、その趣を感じることができました。
駅周辺の見どころ
駅の周辺には、市振集落や市振郵便局、道の駅越後市振の関などがあります。
また、市振関所跡や市振海水浴場など、観光スポットも点在しており、訪れる価値のある場所です。
さらに、駅の東500メートルの長円寺には、芭蕉の句を記念する句碑が建立されており、歴史散策を楽しむことができます。
最後に
市振駅は、古くからの木造駅舎が今も現役で使われている点や、2023年に国の登録有形文化財に登録された点が特徴です。
周辺には歴史的な名所や自然景観が多く、観光地としても魅力があります。
この訪問は、市振駅の歴史的背景とその魅力を再認識する素晴らしい機会となりました。
次回はぜひ、季節を変えて再訪し、その時々の風景を楽しみたいと思います。
市振駅の歴史と美しさを感じに、皆さんもぜひ訪れてみてください。その魅力に心が打たれること間違いありません。
参考:文化遺産オンライン(https://bunka.nii.ac.jp/)
(posted on 2024/8/7)