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日本建築写真家協会

Japan Architectural Photographers Society

青森県 津軽鉄道 津軽五所川原駅

津軽鉄道は昭和5年から運行している日本最北の民間鉄道で、津軽五所川原駅から津軽中里駅間20.7kmを結んでいる。
また駅には機関区が置かれ、現役車両と過去に活躍した車両が置かれている。
毎年、冬季に運航される車内にダルマストーブを設置した「ストーブ列車」が有名。

今回、20年ぶりに訪れた津軽五所川原駅。
駅構内は昔ながらの時刻表、切符売場、硬券の切符など昔懐かしい雰囲気が漂う。
当時の記憶とほとんど変わっていないのだが、朱色の切符販売機が取り外されていた。

なお、津軽五所川原駅と金木駅の間では今でもタブレット閉塞式が使用されている。
これは列車の通行手形の様なもので、タブレットを持っていないと出発する事が出来ないのだ。
更に津軽五所川原駅では上りの場内信号機は、国内現役最後の「腕木式信号機」が稼働していると言う。
しかし今回の取材では実際に稼働している瞬間を見られなかったのが悔やまれる。
過去にはストーブ列車の廃止の話も浮上したと言う津軽鉄道。冬の津軽の名物として今後も継続運転をして貰いたいと切に願う。

(posted on 2024/6/12)

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