町並み探訪vol.35 (岐阜県可児郡御嵩町・その5)
中山道御嶽宿から北へ約1km、愚溪寺(ぐけいじ)へと向かいます。
中山道御嶽宿の付近は東西に川が流れており比較的高度が低い地区となっているので、少しだけ登り坂となっています。
愚溪寺到着後、今まで進んできた南方向を見ると、街並みの向こうに田畑が広がり、その先には更に丘陵地が広がります。現在では街並みの建物で遮られるので、眺めが良いとは言えませんが、昔は手前の田畑からその先の丘陵地まで望めて、美しい眺めだったのでしょうね。
愚溪寺の創建は応永35年(1428)頃に開創した愚溪庵とされています。
その後、永正(1504~12)初頭に愚溪寺となりました。
江戸時代天保年間(1830~44)に現在地に移築され、二重塔を建築、石庭も再現されました。
「大智山愚溪寺」入口・山門
「石庭」京都 龍安寺の石庭の原型と言われています
「二重塔(多宝塔)」昭和32年(1957) 町重要文化財に指定されています
出典:御嵩町ホームページ
一部は特別に許可を得て立入り、撮影しています
(posted on 2022/3/2)