日本建築写真家協会

Japan Architectural Photographers Society

コラム
column

野鳥を撮る 野宮昭治

自然界で暮らしている鳥を野鳥といいます。私たち人間と同じ地球上の生命体であり他の動物などと共に、この惑星の同居体です。

実は私、野鳥については、6年前までは全くと言っていい程無知であり、一般的な「スズメ」や「カラス」、「フクロウ」「ハクチョウ」ぐらいしか知りませんでした。しかし、スズメ、フクロウは、そのままの呼称が当てはまるのですが、カラスや、ハクチョウになるとその呼称の種はいなのだという事を知らされる事になるのです。日本のカラスについて言えば、おおよそ「ハシボソカラス」と「ハシブトカラス」に区分されます。どちらも渡り鳥でないと言われています。

しかし、「ミヤマカラス」や「コクマルカラス」など、冬に日本にやってくる渡りをする種もいます。また、渡り鳥のハクチョウに付いて言えば、大まかに「コハクチョウ」と「オオハクチョウ」に区分されます。オオハクチョウは、およそ3,000km、 コハクチョウに至っては およそ4,000kmも離れた北緯50度以北のシベリアなどから、約2週間ほどかけて日本各地に渡ってくることが知られています。野鳥達の、奥深い感動的な行動を知るにつれ、その魅力に引き込まれていったという訳です。

撮影はと言えば、一般的な建築写真のそれとは真逆で、超高速シャッターで仕留めるため、おのずと絞りはほぼ解放状態になります。また、高速で飛ぶツバメ種にいたっては、メディアの容量も、64GBや32GBなど多めのものを使い、ひたすら撮影します。また、私の場合は三脚に乗せて撮ることはなく、「手持ち派」に属するでしょうか。ゆえに肩や腕に負担の少ない比較的軽量の400mmf5.6レンズなどを使用します。

ただ野鳥を撮るのではなく「季節の中の野鳥」や、「構造物と暮らす野鳥」など、テーマを課しながら追い求めています。会員諸子の皆々様におかれましても、野鳥を見かけましたら、同じ惑星の生命体として、敬意を払いほんの少しの気使いを掛けて頂けたら、彼らもまた喜んでくれるような気がします。趣味の鳥撮り5年ちょっとのヒヨッ子カメラマンですが、彼らを追い続けられるまでは、体を労りながら追跡したいと思っています。

  • アマサギ
    アマサギ
  • モズ
    モズ
  • ツバメ
    ツバメ
  • イワツバメ
    イワツバメ
  • イワツバメ
    イワツバメ
  • セッカ
    セッカ
  • ヘラサギ
    ヘラサギ
  • コハクチョウ
    コハクチョウ
  • ミヤコドリ
    ミヤコドリ
  • オオワシ
    オオワシ
  • マガン
    マガン
  • スズメ
    スズメ

(posted on 2016/8/5)

野宮昭治

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