日本建築写真家協会

Japan Architectural Photographers Society

コラム
column

白黒素粒子写真部/会員1名 篠澤裕

TRY-Xの感度は3200。現像液は継ぎ足し続けて少し黄色くなったD-76を1:2に希釈、液温は24度で18分連続撹拌、長い。
停止・定着はセオリー通りで、水洗はたったの10分、だってお水がもったいないからね。このLPLの現像タンク40年も使っている、丈夫で長持ち、憧れます、なにが。
感度を上げ、長時間現像しているので、ぬけの悪い、粒子の荒れたガチガチのフィルムの出来上がり、引き伸ばしは大変だけれど、これをプリントに仕上げるのが実に面白い。
印画紙はずーとフジブロWPを使っている(でも最近、どうも画像の立ち上がりが遅いような感じ、値段もすごく高くなったし)。僕は暗室作業大好き、嫌なことを忘れます(嫌なこと特にないけど)。 

白黒のコントラスト、粒子のざらざらとした質感、これがいい。仕事の写真ではないのがさらにいい。

と、こんな風に今でも自慢のライカ(だれに自慢してんだ)にレンズ3本、街中をふらふらとスナップして、そのあと、白黒写真の暗室作業をしています、つまりこれが「白黒素粒子写真部/会員1名」というわけ、会員は募集してないよ、孤独な趣味です。

以下の写真は数年前に撮った韓国済州島(チェジュ)での白黒スナップです。

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(posted on 2016/4/7)

篠澤裕

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