日本建築写真家協会

Japan Architectural Photographers Society

コラム
column

「暗室方丈記」その16  篠澤裕

ギョギョギョ怪魚出現!今回の結晶で出来たこの形、深海魚のようなおぞましい姿、しかも丸い眼みたいなものまであるよ。暗室作業の段階で位置を変えて引伸機の倍率を大きくしてプリントするだけなのに不思議な形が出来ました。結晶を乗せるガラスキャリアは2枚しかないので作った結晶はプリント終了後すぐに洗います。だからこの怪魚はもう二度とオイラの前には現われない、現像液に画像が出てくるのが暗室作業の醍醐味。

薬品はみんな白い粉なのでこの結晶が「ハイドロキノン」か「バニリン」か「ビタミンC」かわからなくなっちゃたよ(このコラムを読んでる人にはどーでもいい事)。「暗室方丈記」10話ぐらいでネタ切れかと思って作り続けていたら案外、題材や素材が思いつくもので一月に1話のペースだとあと3~4年は続けられそう。たださあ、それまで現像液や印画紙が安定して手に入るか、それが心配。

(posted on 2020/2/10)

篠澤裕

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