日本建築写真家協会

Japan Architectural Photographers Society

コラム
column

暗室方丈記「その3」 篠澤裕

デジタルでは出来ないことをオイラの狭くて薄暗い暗室からお送りする、その3。

前回ではフォトグラムを作ったので今回はみなさんよ〜くおなじみの「ソルトグラム」またの名を「塩グラム」。なに!そんな言葉聞いたこと無いって、そりゃそうだオイラが今思いついた言葉だもんね。作り方はいたって簡単、これ以上解けないってぐらいのお塩をガラス板に塗って、一晩よく乾かしてそれを引き伸ばし機のネガキャリアに差し込んでプリントするだけ。

デジタルばっかりの奴らには出来ない写真だもんね(だからなんだよ、しかもこれって写真かしら?)。たかが塩の結晶と侮ることなかれ、引き伸ばしの倍率や結晶の場所によって「なんじゃこれ」ってぐらい不思議でシュールな写真ができるよ。簡単そうに書いたけれど、結晶の乾燥の具合やピントの合わせ方とか印画紙の号数の選択とか(本当は)けっこう技術がいるのさ。

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(posted on 2017/12/20)

篠澤裕

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