日本建築写真家協会とは

建築写真を職業とする写真家の職能と地位の確立のための活動、建築写真による創作活動の奨励、著作権の啓蒙と普及、優れた作品の発表などを通して建築写真文化の発展に寄与することを目的とした写真家集団です。

 成り立ちは、1979年、文化功労者・日本写真家協会会長故渡辺義雄氏を中心に、組織の必要性を感じた写真家たちが「建築写真家集団」を発足させたことに始まります。その後、徐々に会員数が増し、地域的にも青森から九州まで広がった集団は、2001年組織も新たに「日本建築写真家協会(JAPS)」を設立し再発足いたしました。

 事業としては、1993年に会員による第一回作品展「光と空間・建築の美」を東京、大阪、名古屋、福岡の富士フォトサロンで開催。今日まで隔年で7回開催された「光と空間・建築の美」は、仙台、秋田、高崎など地方への巡回展までに発展しています。

 2007年5月には協会5周年記念事業として東京品川キャノンギャラリーSで「銀座ジャック」を開催いたしました。会員有志が東京銀座通りを1丁目から8丁目まで1.1キロを撮影し、60mのパノラマ写真として展示した「銀座ジャック」は、新聞、雑誌に掲載され、写真界、建築界ばかりでなく多くの一般の人々にまで反響を呼びました。

 現在、会員は161名となり、建築写真に携わる写真家の切磋琢磨の場であり、情報交換の場であり、サロンでもあります。
 多少の条件はございますが、広く門戸を開けておりますので、入会希望の方は規約をご覧の上メールまたはFAXにて申込み下さい。